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基本が大事!バスルアーの種類とその特徴~その他ルアー編~
こんにちは!釣具買取ナンバーワン店長です。
前回のトップウォーター編に引き続き、基本的なバスフィッシングルアーを紹介します!
基本的なバスフィッシングルアー
ミノー
ミノーとは、その名の通り小魚をイミテーションさせたルアーです。
ただ巻きやストップアンドゴー、トゥイッチングやジャーキングなど、様々なアクションを駆使して使用します。
リップの長さやルアーの形状などにより、潜航深度やアクションが変わります。
アクションさせて潜った後、浮き上がってくるものがフローティングタイプ、潜った後、潜ったポイントで停止するのがサスペンドタイプ、何もせずに沈んでいくものがシンキングタイプです。ジャーキングして使用するものをジャークベイトと呼んだりもします。
そして、リップが長く潜航深度が深いものはダイビングミノー(ロングビルミノー)と言います。これは主にただ巻きやストップアンドゴー、ポンプリトリーブなど、クランクベイトに近い使い方をすることが多いです。
代表的なミノーは
『ボーマー ロングA』
『スミスウィック ラトリンログ』
『ラパラ カウントダウン』
『メガバス ビジョン110』
『OSP ルドラ』
『シマノ ジャークミノー』など。
代表的なダイビングミノーは
『ラッキークラフト ステイシー』
『エバーグリーン キッカーイーター』
『メガバス ライブXリバイアサン』
『レーベル スプーンビルミノー』など。
シャッド
シャッドとは、もともとアメリカに生息するバスのベイトとなる小魚の名前です。
ミノーとクランクベイトの中間的ポジションのルアーとされていますが、近年では小型のロングビルミノーのようなタイプが主流のようです。
こちらもミノーのように、色々なアクションを駆使して使用します。
水温の低い時期など、バスの活性が低い時に有効とされています。
代表的なシャッドは
『ラッキークラフト ベビーシャッド』
『ジャッカル ソウルシャッド』
『エバーグリーン スーパースレッジ』
『ラパラ シャッドラップ』
『OSP ダンク』など。
クランクベイト
個人的に「バスルアーっぽいバスルアー」のひとつ、クランクベイト。
歴史は比較的浅く、1960年代後半にアメリカ テネシー州でフレッドヤングという人が制作したビッグオーというルアーがクランクベイトの始まりだそうです。
基本的にリップが短ければ浅いレンジ、長いほど深いレンジを泳ぐようになっています。
丸みを帯びたボディのタイプをラウンドタイプ、平たいボディのタイプをフラットサイドタイプと言います。
どちらを使うかは好みですが、一般的にラウンドタイプがカバー攻略向け、フラットサイドが比較的オープンな場所向けとされています。
グリグリと水の抵抗を受け、泳いでいる振動がダイレクトに伝わってくる感覚がとても楽しくさせてくれるので、集中して巻き続ける事が出来ます。初心者にこそ使っていただきたいルアーのひとつです。
巻いたら潜るから根掛かりしやすい、というイメージをもたれている方も多いようですが、そんな事はありません。
リップでうまいこと障害物をかわしてくれるし、ヤバいかも、と思ったらリトリーブを止めれば浮いてくるのである程度回避出来ます(状況やルアーの銘柄により差はありますが)
代表的なクランクベイトは
『エバーグリーン ワイルドハンチ』
『ダイワ ピーナッツ』
『メガバス グリフォン』
『ストーム ウイグルワート』
『バグリー バルサB1』
『ボーマー モデルA』など。
バイブレーション
バイブレーションとは、別名リップレスクランクとも言う、巻くと小刻みに振動して泳ぐルアーです。
シンキング、サスペンド、フローティングと各タイプがありますが、出回っているほとんどがシンキングタイプ。
サーチベイト(パイロットルアー)として、テンポよく魚を探っていく釣りが出来ます。
巻くスピードや、竿の立て具合などで引いてくるレンジをコントロールします。
ただ巻きの他、リフトアンドフォールも有効なパターンです。
素材がプラスチックやウッドではなく、金属の物はメタルバイブと言います。
バイブレーションは全体的に飛距離が出やすく、投げやすいルアーですので、投げて巻くという基本動作を習得したい初心者の方にも非常にオススメなルアーです。
ワタクシも小~中学生の時、ワゴンセールのTDバイブのコピー品(笑)をひたすら投げまくって、プラグで釣る面白さを覚えました。
代表的なバイブレーションは
『ダイワ TDバイブレーション』
『メガバス バイブレーションX』
『エバーグリーン ブザービーター』
『ラッキークラフト LVシリーズ』
『ビルルイス ラトルトラップ』
『ラパラ ラトリンラップ』など。
代表的なメタルバイブは
『ウォーターランド ウォーターソニック』
『エバーグリーン リトルマックス』
『ヘドン ソナー』
『ジャッカル ノッキンジョー』
『OSP オーバーライド』など。
スピナーベイト
スピナーベイトとは、前回の記事で紹介したバズベイトと似ているワイヤーベイトですが、こちらは基本的には水中に沈めて使います。
一般的に小魚の群れを模したルアーとされていますが、これをバスが何と思って口にしているかは検討もつきませんが…そこがバス釣りの醍醐味でもあります!
苦手意識を持っている人も多いかと思いますが、本当によく釣れるし、個人的にも、信じて投げ巻き続ける事が出来るルアーのひとつです。
水面をバズベイトのように巻いてもよし、中層をテンポよく巻くもよし、ボトムをスローに巻くもよし、ピンポイントをフォーリングで狙うもよし、様々な使い方が出来ます。
スピナーベイトも細かな種類があります。
ブレードは主に3種類で、丸っこくて振動が強いコロラドブレード、葉っぱのように細長くナチュラルアクションのウイローリーフブレード、その中間のインディアナブレードです。
その組み合わせによって、シングルコロラド、ダブルコロラド、ダブルウイロー、タイプが違うブレードが組み合わされたタンデムブレードなど、更に色々なタイプとなります。
お好みでトレーラーのワームを装着してもいいですね。
私のオススメはトレーラーフックを装着する事!
ショートバイト、キスバイトでも魚を捕れる確率が高くなり「危ねぇー、ギリギリトレーラーフックに掛かってた~、トレーラーフック無かったら捕れてなかったなー」って事もしばしば。
風がふいたらスピナーベイト、風がなくてもスピナーベイト、基本です。
代表的なスピナーベイトは、
『ノリーズ クリスタルS』
『エバーグリーン Dゾーン』
『デプス Bカスタム』
『OSP ハイピッチャー』
『メガバス Vフラット』
『ヒルデブラント ティンローラー』など。
ラバージグ
ラバージグとは、ジグヘッド(おもりの付いた針)に、ラバースカートが巻かれたルアーです。
ワームやポークなどをトレーラーとして装着し、魚がいそうな障害物やウィードがある場所をピンポイントで釣る釣りに使用します。
着水したら底を取り、少し動かしては止め、少し動かしては止め、を繰り返します。
動かす動作は底から跳ねさす動作でもよし、底をズルズルとずる引きするもよし。重要なのは「止め」です。止めている間も、僅かな水流などで、ユラユラとラバーやトレーラーが動き、魚を誘ってくれます。
魚が喰ったら、バチコーンと思いっきりアワせて下さい。
着水して底にドスンと落ちた瞬間にも魚が喰ってきます。最初の着底は特に集中したほうがいいです。
着底する前に速攻喰ってくることもありますけど(笑)
その他にもシャッドテールワーム(小魚をイメージしたワーム)などを付けて、スイムベイトのように巻いて泳がせて釣るスイミングスタイル(スコーンリグ)も非常に有効です。
好みや状況で色々と使い分けてみてください。
代表的なラバージグは、
『エバーグリーン キャスティングジグ』
『リアクションフットボール』
『ティムコ キャリラバ』
『デプス フラットバックジグ』
『ノリーズ ガンタージグ』など。
スイミングスタイルのラバージグでは、
『デプス ハイパーフットボールジグ』
『シマノ マキラバ』
『ザップ PDチョッパー』
『ジャクソン クオン バレッジスイマージグ』など。
まとめ
いかがでしたか?
他にも様々なジャンル、派生スタイルがあります。
フィールドの状況にアジャストしていくパターンフィッシングこそバス釣りの神髄かもしれませんが、まずは自分の好きなルアーを見つけ、とにかく投げまくり、最高の1匹を手にして下さいね。
それではまた!